家族葬全国一律50万円

お通夜の挨拶

1.通夜ぶるまいの前

喪主が妻の場合の挨拶

『本日は、ご多忙にもかかわらず亡き○○のために、お通夜のご焼香を賜りまして誠にありがとうございます。 ○○もこのように皆様に見守られまして、喜んでいてくれることと思います。 故人の在りし日のことなどお聞かせいただければと思い、別室に粗茶などを用意いたしました。 どうか今しばらくおつきあいいただければ幸いです。 なお明日の葬儀は○時からとなっておりますので、よろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。 』

喪主が息子の場合の挨拶

『本日はお忙しいところをご丁寧にお悔やみをくださいまして誠にありがとうございました。 ○○の生前は、格別のご厚情を賜りまして、○○も大変感謝いたしておりました。 厚く御礼申し上げます。なお、明日の葬儀は○時からでございます。 なにとぞよろしくお願い申し上げます。 大変ささやかではございますが、別室に粗茶を用意しております。 どうぞ召し上りながら故人の在りし日の思い出話などをお聞かせいただければ幸いです。 』 

喪主が夫の場合の挨拶

『ひと言ご挨拶申し上げます。 本日はお忙しい中を○○のためにわざわざご弔問くださいましてありがとうございました。 故人もみなさまのおいでを喜んでいることでございましょう。 また○○の存命中にはひとかたならぬお世話になりましたことを厚く御礼申し上げます。 あれこれ考えますと心残りなことばかりでございますが、これも寿命でございましょう。 なお明日の葬儀は○時から行います。なにとぞよろしくお願い申し上げます。 あちらの部屋に心ばかりのお食事を用意いたしましたので、どうぞ故人を偲ぶ話など聞かせていただければ幸いです。 』   

挨拶する時の注意

遺族である場合

通夜・葬儀で挨拶する場合、遺族の立場であれば参列していただいた皆様に、参列してくださったことへの感謝、故人が生前お世話になったことへの感謝を心をこめて表すことを心がけましょう。しかし、大切な人を失った悲しみの中、挨拶することは容易ではありません。したがって挨拶例文などを用いて心を込めて挨拶をしましょう。

参列者である場合

通夜・葬儀に参列した場合の挨拶は、どういった言葉をかけていいものか悩んでしまいます。この場合は手短にお悔やみの挨拶を故人の死を悼む気持ちを込めて行ってください。 また、「重ね重ね」「また」「もう一度」など繰り返しを連想させる忌み言葉は使わないように注意しましょう。死を表す言葉を使う場合は、仏教では「成仏」「冥福」、神道では「永別」「帰天」、キリスト教では「召天」「神のもとに召された」など宗教ごとの違いに注意してください。