家族葬全国一律50万円

告別式終了時の挨拶

2.喪主代行の挨拶

 

『ご会葬の皆様、本日はお忙しい中を○○の葬儀、ならびに告別式にご会葬くださり、ご焼香賜りましてありがとうございました。 本来なら喪主の○○がご挨拶申し上げるところでございますが、ただいま悲しみのあまりショックで体調を崩しましてふせっておりますので、故人の○○であります私が代わりましてごあいさつ申し上げます。 故人の生前中は、ひとかたならぬご厚誼にあずかり、深く感謝いたしております。 (入院が長かったとはいえ、まだまだ○○の若さでこざいます。残された長女○○は、まだ中学生であります。遺されました家族の苦労はなみなみならぬものがあると存じます。) 故人への生前のご厚情に対して、厚く感謝申し上げますと共に遺族に対しましても、今まで以上のご支援を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。』

挨拶する時の注意

遺族である場合

通夜・葬儀で挨拶する場合、遺族の立場であれば参列していただいた皆様に、参列してくださったことへの感謝、故人が生前お世話になったことへの感謝を心をこめて表すことを心がけましょう。しかし、大切な人を失った悲しみの中、挨拶することは容易ではありません。したがって挨拶例文などを用いて心を込めて挨拶をしましょう。

参列者である場合

通夜・葬儀に参列した場合の挨拶は、どういった言葉をかけていいものか悩んでしまいます。この場合は手短にお悔やみの挨拶を故人の死を悼む気持ちを込めて行ってください。 また、「重ね重ね」「また」「もう一度」など繰り返しを連想させる忌み言葉は使わないように注意しましょう。死を表す言葉を使う場合は、仏教では「成仏」「冥福」、神道では「永別」「帰天」、キリスト教では「召天」「神のもとに召された」など宗教ごとの違いに注意してください。